長寿に関するサーチュイン遺伝子をスイッチオンする方法とは?

ここ数年、長寿遺伝子として注目されているのが『サーチュイン遺伝子』です。

別名『長寿遺伝子』『長生き遺伝子』とも言われ、その活性化によって生物の寿命が伸びるとされています。

アンチエイジングには欠かせないポイントなので、若干専門的になってしまいますが説明します。

 

サーチュイン遺伝子とは、飢餓やカロリー制限、軽い運動により活性化されます。

この遺伝子は、誰しも持っており、活性化させることで、人類の平均寿命は100歳を超えるという説もあるほどです。

サーチュイン遺伝子を活性化させるスイッチは、摂取するカロリーを、必要とされる適切なカロリー摂取量の約70%に制限することだと言われています。

要するに『腹八分目』の状態を7週間以上続けるのです。

空腹状態をキープすると、老化原因の要素であるミトコンドリアの弱体化を防ぎ、健康維持を邪魔する細胞の活発化を抑制することができます。

このようにサーチュイン遺伝子のスイッチがオンになると、全身の老化現象を抑える働きをします。

また、活性酸素の働きをセーブすることから、動脈硬化、骨粗しょう症、脱毛や白髪などの老化現象を改善し、血管や肌を若返らせる効果があります。

さらに免疫力が上がることから寿命も延びるので、サーチュイン遺伝子は別名『長寿遺伝子』とも言われています。

このことを証明したのが有名な『アカゲザルの実験』です。

老齢の2頭の猿の一頭には食べ物を充分に与えて、もう一頭にはカロリーを30%カットした食事を与え続けました。

結果、カロリー過多の猿は、体毛が抜けて、顔もシワだらけで外見は年老いていきました。

その一方、カロリー制限をした猿の方はと言うと、体毛はフッサフサで、肌も張りがあり若々しいままでした。

2頭とも年齢は一緒でしたが、カロリー制限をした猿の方は、ガンや糖尿病、心臓病や脳萎縮になる可能性が低く、いつまでも若さをキープしていることが分かりました。

これは人間にも当てはまると言われており、サーチュイン遺伝子を目覚めさせるには、『腹八分目』ではなく、『腹七分目』を目指すことが推奨されています。

 

このほかにも、サーチュイン遺伝子は、ブドウの皮、ピーナッツの皮、赤ワインに多く含まれるポリフェノールの一種である、レスベラトロールによって活性化されると言われています。

これは、マウスを使った実験でも確認されていますが、グラス一杯の赤ワインに含まれるレスベラトロールの量は、実験に使われた投与量の0.3%に過ぎず、これは人間の体重に置き換えると1日にボトル約100本飲まなくてはなりません。

その結果から、赤ワインでサーチュイン遺伝子を活性化するのは非現実的だと言えます。

そのため、サーチュイン遺伝子を活性化する物質の研究が世界各国で行われています。

アメリカでは、レスベラトロールのサプリメントが販売され、年間30億円を売り上げるヒット商品となっているんです。

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